断髪フェチ二章(2) 変わりゆく世界

zorba2442

「えーーーーーーーーー!!!一体全体これって!?」

戻った世界では、女子全員が丸坊主姿になっていた。

「え!ちょっ、天国!?
・・・違うか。
これじゃー、断髪ができないじゃーないか!!」

「おいお前!!」

守が後ろを振り向くと、丸坊主姿の女生徒と先生の姿があった。

「お前!聞いてるのか!?」
「は、はい・・・。」

「お前校則違反だぞ!!何度言えばわかるんだ?その髪型!」

「す、すいません。。。」

「5mmはあるんじゃないか?校則だと3mmまでと、きちんと生徒手帳に書いてあるだろが!!
放課後職員室へ来なさい!
先生が3mmのアタッチメントを付けてバリカンで刈ってやるから」

「・・・先生。私・・・髪の毛伸ばしてみたいんです・・・。」
弱々しい声で全然へ反論した。

「お前なぁ、校則は校則なんだよ、学生は3mm以下って法律で決まってるんだ、無理を言うんじゃない!」

女生徒は返す言葉もなく、下を向いたままその場を去っていった。

「どうやらこの世界では女子は坊主頭が義務ずけられてるらしい。
裏を返せば女坊主触り放題というわけか、悪くない・・・いやいや、どうにかしなければ!
と、いってもどうしていいかわからないなー。適当に過去で何かすればこうやって現在が良からぬ方向へいってしまう。なにかこう、やる事が示した物でもあればいいんだけど・・・とりあえず切流と剃を探してみよう」

遠くから愛子が姿を現した。
(愛子の坊主頭は既に見てるけど、凛とした表情の愛子の坊主頭は格別だなぁ!)

「愛子!!」

愛子はこちらをチラリと見て、苛立ちを隠せず、すかさず目を離した。

「そりゃそうか、無理矢理レイプまがいのことして坊主頭にしちまったんだからなぁ。
愛子ともこれまでかぁ。
しかし、いい女だなぁ、丸坊主触りてぇなぁ」
守は勃起した。

「教室へいってみよう」

「剃!切流ー!!」

剃と切流が2人で雑談をしていた。

「どうした?守」

守はこれまでの出来事を話した。

「は?XWorldはサービスが停止になったゲームだろ?禁断魔法?何寝ぼけてるんだよ。あれは噂だろ?」

(あの一件がない事になってしまってるのか。これは思ったより厄介だな。とりあえず剃達を仲間に加えよう。この件は、禁断魔法見れば信じるだろうか・・・)

「わ、わかったよ剃、証拠を見せよう」

「証拠?どうやって?」

「あそこに坊主頭の女生徒がいるだろ?あの子を次の瞬間にスキンヘッドにしてみせる」

「は?んな事できるわけ・・・。」

「ストップ!!!」

守はバリカンを取り出し、アタッチメントをはずした。

ブィィィーーーーーンンンン!!!

バリカンの電動音が止まった世界に響きなる。

じょりじょりジョリジョリ!!!

3mmの髪の毛がみるみるうちに青々としたスキンヘッド姿へと変わっていく。

ジョリジョリジョリジョリジョリジョリ!!!!

・・・時が動き出した。

「え!?マジか!?どうなってんだよ、確かにさっきまで坊主頭だった女がスキンヘッドになってる」

「キャァーーー!!!」
女生徒がスキンヘッドになった事のショックで悲鳴をあげた。

「や、やばい、とりあえずこの場を去ろう」

「守の言っていた事は本当のようだな」

「わかってくれたか!とりあえず女生徒がみんな丸坊主になっている理由が知りたいんだけど」

「あぁ、それはだな・・・。
世界ネットワーク(ワールドスフィア)をハッキングし、各世界のトップを拉致し、自分達の都合のいい様に法律を変えてしまった事により起こったんだ・・・。
彼等はそのグループ名を紫(むらさき)と名乗り、主犯はイブと名乗ってる連中だ。」

「ん、紫?なんかどっかで聞いた事があるような?まぁいい、とりあえずその紫のイブって奴に会えば何か分かるんだな?そいつは何処にいるんだ?」

「それは誰にも分からない。
なんせワールドスフィアをハッキングした連中だからな。証拠は一切残ってないし、素性を知るものは誰もいないという話だ。
ただ一つ分かってる事は、ワールドスフィアがハッキングされたのが、愛子が突然丸坊主頭になった次の日って事だけだ・・・」

「あの日か・・・。」

(そうと分かれば・・・あの事実を変えればいいのか?だけどどうやって?紫なんてどう探していいか全くわからないしな・・・。とりあえずあの日に戻るか)

「ありがとう。とりあえずその日に行ってみる」

「気を付けろよ」

「あぁ、わかってる・・・トリップ!!」

過去の守の部屋に戻ってきた。

「どうやら戻ったみたいだな。そろそろ愛子が来るか。とりあえず今回は何もしないで過ごそう」

愛子が来て、何事も起こさずに朝を迎えた。

ガサガサッ
「ん?・・・寝てたか」

「おはよう」

「おはよう」
愛子が目の前でくつろいでいる。

(愛子の髪の毛はとりあえず何もしてないから何も起こってないっぽいな?)

「私は用事があるから先に学校向かってるね」
「あぁ、行ってらっしゃい」
「行ってきます」

学校へ向かい、剃、切流と合流して、再び事情を説明した。

「話は大体分かった、これからでたらめな世界に豹変してしまうんだな。それで俺らに何を??」

「ありがとう・・・。
とりあえず正常な世界に戻す手伝いをしてほしい・・・」

ジ、ジジジジジ・・・。

どこからかラジオでも流したような音がする。

「我々は・・・
紫・・・
今日から私達が・・・
この世界を・・・
仕切る・・・
我が名は・・・
イブ・・・」

「こ、こいつらか!どこにいるんだ?」

「これから起きる事は・・・
お前達には・・・
どうする事も出来ないことだ・・・
諦めて・・・
私達に従うがいい・・・
従わないやつは・・・
こうだ・・・」

映像が頭の中に入ってきた。

ポピーッ!!

何かのビームのような光が人があたり、止まったように動かなくなってさしまった。

「わかったな・・・
こうなりたくなければ・・・
従え・・・」

「く、くそ!これは明らかに禁断魔法だ。てことはXWorldと関係が!?ん?紫?紫てXWorldで有名なギルドの名前だ。XWorld側から探る必要が?だけど、この世界にはXWorldが無くなってるんだった・・・。どうすれば!?」

剃が話し始めた。
「XWorldは無くなったけど、新しくSecoundWorldなら・・・」

「ん?SecondWorld?なんだそれは?俺がいた世界ではなかったぞ?」

「XWorldのサービスが終わったのと同時に、SecondWorldがはじまったんだよ。
SecondWorldの説明をしておくか」

「頼む、剃」

「SecondWorld・・・
現実世界を完全再現した架空世界。
XWorldとは違い、現実のユーザとSecondWorldでのキャラに違いが無く、見た目も現実世界そのままのアバターでプレイする事になる。
現実世界の能力がSecondWorldでの運動能力に直結する事になる。実際には補正がかかっていて現実世界よりは高い能力を手にする。
ただしSecondWorldでのみ使用可能な魔法、特技が存在する。
SecondWorldへのアクセスに必要なものは無く、現実世界そのもの(ワールドスフィア)にある組織が仕組みを作った事により、どこからでもいつでも制限無くアクセスできる。
ログインしたら、現実世界の場所がそのまま架空現実へと変わる。
そして、SecondWorldで死んでも現実世界へログアウトするだけで、しばらくすれば再度SecondWorldへとログインできる。
それゆへに無茶をする連中が絶えない。
SecondWorldではXWorldのデータ(魔法や特技)が引き継げる。ただしレベルは1からになる。
・・・っとこんなところかな?」

「SecondWorldか。
随分と凄いものを作ってくれたもんだ。
どうやらSecondWorldがカギみたいだな。
剃!切流!一緒に行こう!」

「おう!」
「はい!」

「って、どうすればログイン出来るの?」

「肝心な事言ってなかったな。XWorldと同じだよ、Xスタートで入れるよ」

「了解。」

「それじゃー、行くか!」

一同
「Xスタート!!!」

「ん?何も変わった様子は無いけど・・・?どこか目が霞んだような・・・?」
「いや、そんなもんなんだよ、これでログイン出来てるんだ。」

「・・・ともかく紫とやらの情報を集めるのが先だな。」

「とりあえずここは戦闘禁止区域だし、リアルマップだからあまり人はいないみたいだから、セカンドマップに移動した方が良さそうだね」

「セカンドマップ?」

「あぁ、そっか・・・
SecondWorldには、リアルマップの戦闘禁止区域。学校や警察とかの施設の付近は戦闘禁止区域といって戦闘が禁止されてるんだ。戦闘禁止区域では特にできる事がないので、通常はリアルマップの戦闘区域に人はいるんだ。
戦闘区域はプレイヤー同士の戦闘や、モンスターとかの戦闘が出来る場所。
そしてそれ以外にセカンドマップって言ってリアル世界には存在しないエリアがあるんだ。
セカンドマップは戦闘禁止区域からアクセスする。
町、ギルド、ダンジョンが存在するんだ。
通常プレイヤーはセカンドマップの町にいる事が多いから、情報収集なら町へ行くのがいいな」

「なら町にいこう」

「ここらだと学校からワープしたセカンドマップの南区がいいかな」

「南区?ならそこへ向かおう」

「守はまだエーテルを取得してないからとりあえず歩いて向かおう」

「ちょっ・・・ちょっとまって!エーテル?何それ?」

「あぁ、エーテルは、セカンドマップに存在する光のようなものを言うんだ。
一度エーテルに触れると、その場所に各地に広がってるエーテルからワープする事ができる仕組みの事だよ」

「へぇー、便利な世の中になったもんだ。」

「そうだな、そのせいで車や電車なんかを使う人は減ったよ。道楽のため以外ではまず使わないね」

「それにいくらエーテルがあっても、距離によっては手数料がかかる。
あとお金に関しては現実世界のお金をSecondWorldのお金にする事もできるし、逆もできる。ただしレートはSecondWorldのお金はリアルでは1/10で換金される。まぁ、またわからない事あれば言ってくれ」

「あぁ、わかった」

「じゃー、行くか!」
「おう!」

守達は南区にワープした。

「ちょっと君達!?」

「ん?」

小柄な少し茶髪かかったツインテールの女子高校生に声をかけられた。

「悪いけど・・・君達には死んでもらうよ!エアー!!」

守達は戦闘区域に吹き飛ばされてしまった。

ーー戦闘開始!!

「一体全体いきなりなんなんだよ!」

「・・・エアーボール!!!」
女子高校生が魔法を唱えた。
風の塊がこちらに向かってくる!

「ストップ!!
・・・お、禁断使えるな!
いきなりやられたお返しだ!!」

守は女子高校生の左ツインテールをゴムの上からジョキジョキと切り取り、左手に握った。

パサァーッ
女子高校生の左ツインテールが解け、左側ショートカットのアシンメトリーヘアになった。
「す、すげーな!この世界!断髪の感覚がリアルと全く同じだ!」

守は女子高校生の顔にハサミを向け、切り取った髪の毛を差し出した。

時よ動け!

「・・・!?え!何?何が起きたの!?」

女子高校生が守の左手の髪の毛に目をやった。
と同時に自分の髪の毛を触った。

「キャーーーーー!!!!な、何やってくれたのよ!・・・私の髪の毛。」

「さぁ、もう片方のツインテールも切られたくなければ襲った訳を話してもらおうか」

「・・・。」

女子高校生が守達を襲った訳とは!?
次回に続く・・・。
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Posted byzorba2442

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